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奈良市の住宅業者が紹介します! 無添加住宅に使用される漆喰壁の特徴とは?

最近化学物質を使用しない無添加住宅の人気が高まってきました。
その住宅によく使用される漆喰壁をご存知でしょうか?
漆喰壁はそのスタイルはもちろんですが、その様々な性能が注目されるようになって無添加住宅だけでなく通常の住宅でも使用されることが多くなりました。
そこで今回は漆喰壁についてご紹介します!

□漆喰とは
日本で昔から城などに使用されてきた塗壁材のことです。
石灰石に焼成してできた消石灰に麻や藁の繊維、砂などを加えて糊などを混ぜ合わせたものが漆喰です。
壁材としては5000年以上の歴史を持ち、世界遺産や国宝にも多く利用されています。

□漆喰壁の特徴
*調湿性能
湿度が高ければ湿気を吸収し、湿度が低ければ水分を放出します。
この機能により日本の湿度が高い夏でも、乾燥しやすい冬でも快適に過ごすことができます。
また結露の発生の抑制効果もあります。

*耐火性能
建築基準法の基準に適合しています。
歴史的上長い間漆喰が城や倉に使われていた理由は耐火性に優れていたためです。
人体に有害な化学物質が含まれていないため、燃えたときもダイオキシンなどの有害なガスが発生しません。

*耐久性
壁に塗られてからも、漆喰は空気中の二酸化炭素を吸収することで少しずつ硬くなっていきます。
そして時間を経ていくことで耐久性が高まっていきます。
その他に防音性が高いことも特徴的です。

*殺菌機能
漆喰は強アルカリ性であるため殺菌機能を持ち、ダニやカビの発生を抑えます。
さらにインフルエンザにも効果があると言われています。

*防汚性能
漆喰に含まれる成分の炭酸カルシウムは静電気をためない物質なのでほこりがつきにくく、汚れにくいです。
よって壁を長期間きれいにとどめることができます。

*手入れが簡単
部分的な汚れや落書きによる汚れはサンドペーパーで表面を削り取ることで取り除けます。
漆喰はおよそ3~5㎜の厚さで壁に塗られているので削ることで綺麗になります。
サンドペーパーがない場合、消しゴムやカッターナイフで代用可能です。
小さな傷や少し広範囲に及ぶ汚れの時は生石灰を水で薄く溶かしてそれをハケで塗ることで解決します。

いかがでしたでしょうか。
漆喰壁は多様な機能を持っています。
家という空間では意外と長い時間を過ごすので、健康や安全面などについて考えることは重要です。
通常の壁でも問題はないかもしれませんが、今回あげたような機能性に期待して漆喰壁をあなたの家にも使ってみてはいかがでしょうか?

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