自然住宅のメリットとは｜奈良市の住宅業者が解説いたします

「子どもの健康に配慮した家に住みたい」
「アレルギーを持っているため、よくある住宅は心配…」
こうお悩みの方も多いのではないでしょうか。

家はアレルギーに特に問題がなくても長い時間を過ごす空間であるため、なるべく安全なものに住みたいですよね。
最近そんな人たちの間で自然住宅が話題になっていることをご存知でしょうか?
今回は話題の自然住宅についてご紹介します。

□自然住宅とは
建材に木や土、石、紙などの自然由来の素材を使用しています。
日本の住宅建築は化学物質を含んだ建材を利用することで、効率的かつ低価格で提供されるようになりました。
しかし同時に化学物質が原因で健康を損ねる人も出てくるようになってしまい、化学物質を使わない家に価値が認められるようになりました。
また世界的に環境問題が大きく取り上げられるようになったこともあり、環境にやさしい自然住宅は注目されるようになりました。

□自然住宅のメリット
＊化学物質による健康被害のおそれがない
自然住宅の家では建材に化学物質を含んだものは使用しません。
よってそれらによって健康が危険にさらされることはありません。

化学物質の影響により発症するシックハウス症候群や化学物質過敏症など、アレルギー症状が出てしまう可能性は誰にでもあります。
よって現在その症状が出ていないから安心だとは言い切れません。
特に小さい子どもや赤ちゃんはアレルギーになりやすいので注意が必要です。

＊癒しの効果
木の香りは人の脈拍を落ち着かせたり、ストレスを軽減させる効果があります。
こうしたリラックス効果も自然住宅の家では期待できると考えられています。

＊自然素材の性能
例えば自然住宅でよく利用される漆喰は時間を経るほど硬くなって耐水性に優れていきます。
珪藻土(けいそうど)は耐火性や消臭性にも優れ、乾燥していると水分を放出し、湿度が高いとそれを吸い込む機能があります。
このように自然住宅は自然が元々持っている性能を十分に生かした家になっているので快適に過ごすことができます。

＊環境に優しい
廃棄時に自然に還すことができるのが特徴です。
また古くなってしまった建材は古民家再生などに再利用されることもあります。

健康の問題はもちろんですが、自然住宅は住みやすい環境をつくる点で優秀だと考えられます。
というのも日本は四季があり、季節ごとに外部環境が大きく変化します。
これらに自然素材は上手く対応できるため冷暖房の使用回数も減る可能性があります。
ぜひ自然住宅での快適な生活を検討してみてくださいね。