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漆喰壁の特徴とメリットとは?奈良市の無添加住宅のプロが解説!
「家づくりでは、安全面を重視したい」
「子どものアレルギー症状が心配だ…」
「内装を塗り壁にしたいと考えている…」
そんな思いをお持ちではないでしょうか?
近年の住宅では、シックハウス症候群やアトピーなどの症状が増えている傾向にあります。
よって、家づくりの際に安全面を重視される方が多くいらっしゃることかと思います。
特に、お子さんがいらっしゃる家庭では、アレルギー症状が心配になりますよね。
そんなあなたにおすすめする塗り壁の一つ、漆喰壁の特徴とメリットについて解説します。
◇漆喰壁の特徴とは?
「漆喰壁」と聞いても、どのような特徴があるのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
漆喰壁の特徴としては、自然と固まる性質を持っていることが挙げられます。
塗りたての壁は、数日経過すると乾いたように思いますが、実は多少の水分を持ったまま固まっている状態なのです。
私たちが乾いたように思っている壁は、常に化学変化を起こしています。
成分である炭酸カルシウムの結晶となり、水分を外に放出しながら、ゆっくりと硬化しているのです。
漆喰壁は、1ミリ硬化するのに約3年もかかると言われています。
このように、漆喰壁は経年変化します。
しかし、漆喰壁の独特の風合いと質感があるので、いつまでも飽きのこない外観にできるのです。
◇漆喰壁のメリットとは?
では、そんな漆喰壁にすることでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
・安全性が高い
漆喰はシックハウス症候群となる化学物質を放出することがなく、さらにその化学物質を吸着し分解する働きがあります。
また、漆喰の成分は食べても大丈夫と言われるほど安全な物質です。
・火に強い
漆喰壁は、ほとんど無機の不燃性の素材で作られた防火材です。
実際に、昔の城や蔵に漆喰が使われていたのも、火に強いからなのです。
・調湿性能に優れている
漆喰は、湿度を調整する働きがあり、結露防止の役割も果たしてくれます。
夏のような湿気が多いときには、水分を吸収し、冬のような乾燥しているときには、水分を放出してくれます。
・抗菌性能に優れている
漆喰は、強アルカリ性であるため、抗菌性能に優れています。
漆喰の主成分となる消石灰の作用により、カビやダニの発生を抑制することができます。
以上のことが挙げられます。
これらのメリットの他にも、無添加住宅の「オリジナル漆喰」では、省エネ性能に優れたものもあるので、家づくりの際には漆喰壁をお考えになってみてはいかがでしょうか?