大和郡山市で無添加住宅をお考えの方必見、漆喰壁の特徴とメリット

「身体に優しい素材を使った家を建てたい。」
長い時間を過ごす場所になりますので、健康に良くないものが含まれていない無添加住宅に住みたいという方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そのような方にお勧めしたい素材として漆喰壁をご紹介いたします。

◎漆喰壁の特徴
漆喰壁というのは、壁材に塗料の代わりに漆喰を塗ったものを指します。
漆喰に多く含まれているのが消石灰とも呼ばれる、石灰岩を焼いて砕き水と反応させた水酸化カルシウムです。

この水酸化カルシウムは二酸化炭素を吸収すると徐々に硬化して元の石灰岩に戻る特徴を持っており、それを主成分に持つ漆喰壁も時間が経つと非常に固くなる性質があります。
漆喰は世界中の建築物の壁だけでなく絵画の版にも使用されており、瓦・石材の接着剤としても役立っています。
そんな漆喰を使った壁には様々なメリットがあります。

◎漆喰壁のメリット
○安心安全な自然素材
上記の通り、漆喰は空気中の二酸化炭素との反応によって固まる性質がありますので、健康被害が懸念される化学物質を含んだ接着剤を使用する必要がありません。
粉末になりにくく身体に入っても特に問題のない安心安全な自然素材です。

○汚れにくい性質がある
漆喰壁は静電気を溜めにくい性質があることで汚れが付きにくく、時間が経過しても当初の風合いを楽しむことができます。

○調湿機能に優れている
主成分の水酸化カルシウムが微細な多孔質であるため、湿気の出し入れにも優れています。
湿気の高い夏場は部屋の湿度を取り込んで、ジメジメとした不快な感じを改善します。
反対に乾燥している冬場は湿気を放出して、風邪や感染症などの原因物質のはたらきを鈍らせます。
また、空間の湿度を適度に調節することは結露の防止につながり、建築物の耐久性を保つことにも役立ちます。

○吸着して分解する性質がある
漆喰の主成分である水酸化カルシウムは強アルカリ性のため、取り込んだ有機物を分解する殺菌機能を持っています。
これには臭いの原因となる物質も含まれており、漆喰壁を取り入れることによって、不快な部屋の臭いを改善することが期待できます。

また、細菌の生育や増殖を抑えるだけでなく、ウイルスを死滅させる作用もあると研究によってわかってきています。
先程の調湿性に優れているという特長と合わせると、漆喰壁は風邪や感染症などの原因物質の動きを抑制するのに加えて取り込み分解まで行うという性質があるのです。

○その他
この他にも、防水性に長けている・多様なデザインにできる・防音性や耐火性に優れているなど、漆喰壁には様々なメリットがあります。

◎最後に
今回は、漆喰壁の特徴とメリットについてご紹介いたしました。
弊社におきましては漆喰壁を使っての新築やリフォームを行っております。
様々な特長を持ち合わせる漆喰壁をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。