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新築の住宅建築時に組む住宅ローンの審査項目について

「家を建てよう!」と思った時に、多くの方が住宅ローンの利用を考えるのではないでしょうか?
家を建てる際には、まとまったお金が必要となるため、借りられる方が多いです。

しかし、その審査に引っかかってしまうと、住宅ローンは借りられず、家を建てることはできなくなります。
そういった事態を避けるために、あらかじめ審査項目について知っておきましょう。

今回は、住宅ローンでよくみられる審査項目についてご紹介します。

・借入時と完済時の年齢

多くの銀行では、借入時と完済時の年齢をチェックするようです。
基準としては、80歳未満で完済できるのかどうかを見ているそうですが、中には子や孫などの後継者にローンを引き継ぐことを想定した借入をされる方もいます。
これは親子リレーローンと呼ばれ、その場合は完済時の年齢は関係ありません。

・返済負担率

返済負債率とは、年収に対する年間の返済額の割合のことです。
簡単に説明すると、返済能力があるかどうかをチェックする指標のことです。
これは住宅ローン以外の借入金の返済額も含み、基準としては35%いないであればよいとされています。

・勤続年数

意外かもしれませんが、勤続年数についてもチェックされます。
基準としては、1年以上の勤続となっているため、多くの方が通られるかと思います。
日本の傾向として転職が多くなっているため、同業種、同職種の場合は銀行も転職履歴をあまり気にしないそうです。

・担保評価

簡単に説明すると、購入する物件の評価のことです。
住宅ローンを貸し出す際に、銀行は購入する物件を担保に設定します。
そして、借入人が返済できなくなった場合には、銀行がこの物件を売却してお金を回収するのです。
このような理由から、銀行は担保評価を審査項目の一つとしています。

・健康状態

銀行は住宅ローンの借り入れ時に、団体信用生命保険(団信)に加入できるかどうかをチェックします。
団信とは、借入人が高度障害や死亡した際に、生命保険会社が代わりとなって残債を支払うという保険のことです。

団信は一般の保険会社の生命保険の加入と審査の基準がほとんど同じです。
3年以内の病歴に対して、告知義務があるので注意しましょう。

告知の対象となる疾病は、保険会社によって変わってきます。
病歴がある方は、病名や処方薬について正確に把握しておきましょう。

 

今回は、住宅ローンでよくみられる審査項目についてご紹介しました。
これらはあくまでも一部であり、他にも様々な項目があります。
ご自身の状態について正確に把握し、住宅ローンの審査をクリアしましょう。

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