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注文住宅と建売住宅の違いとは?理想の住まいを実現するために知っておきたい5つのポイント
こんにちは。奈良県で無添加の注文住宅を手掛ける工務店、吉川住研です。
結婚や出産など、ライフスタイルに変化のあるタイミングで、新しい住まいを検討される方が多いかと思います。
いざマイホームの検討を始めてみたものの、何から始めたらよいかわからず困ってしまうのではないでしょうか。
今回は、住宅購入を考える際の最初の分岐点である「注文住宅」と「建売住宅」について、その違いを5つのポイントから解説します。
Contents
注文住宅と建売住宅の違いとは?
わかりやすく一言で言うと「家を建てる」か、「家を買う」かの違いです。
私たちのよく知る例で例えると、スーツを新調するのにオーダースーツで仕立ててもらうか、既製品のスーツを買うかの違いです。
一般的なのは、お店に並んでいるスーツを手に取って、デザインやサイズを確認し、気に入ったものを購入する流れです。多少のサイズ違いや、細かい部分で気に入らない部分があったりと、融通はきかないものの、手軽に手に入れることができます。
それに対し、スーツのオーダーを依頼する場合は、店員さんに採寸してもらい、好みの生地を自分で選び、職人さんが1点ずつ仕上げます。そのため、自分のサイズや好みにぴったりの1着が出来上がりますが、お値段は既製品より高くなり、仕立ての時間もかかります。
住宅購入もこれとほぼ同じことが言えます。既製品として、既に完成している家を購入するのが「建売住宅」、自分のこだわりや好みを活かし、理想の家を作り上げていくのが「注文住宅」です。
この点で、注文住宅と建売住宅はまったく異なる性質を持っているのです。
では、それぞれの特徴を見てみましょう。
建売住宅の特徴
建売住宅は住宅と土地がセット価格で販売されています。既に建物が完成していることが多く、機能や設備、間取り等は基本変更することはできません。
デザインや仕様は標準的で画一的になってしまいますが、その分比較的手頃な価格で購入できるのが魅力です。
打ち合わせの回数も少なく、入居までの時間が短く済むのもポイントです。
注文住宅の特徴
注文住宅の最大の特徴は、なんといっても自由度の高さです。
住む場所、建物の建材、間取り、設備なども自由に決めていくことができるため、自分の暮らしに対するこだわりを反映することができます。
完成までの道のりは長くなりますが、出来上がった家は他に同じものがひとつとないオンリーワン。完成した家を実際に見ると、感動もひとしおです。
住宅の検討における5つのポイント
それでは、住宅を考える上でのポイントごとに、それぞれの特徴をもう少し詳しく確認していきましょう。
立地について
・建売住宅の場合
既に家が建っているため、必然的に場所は決まってしまいます。そのため、好きな場所を指定することはできませんが、自分で土地を探す必要がないため、住まい探しの行程が楽になります。
・注文住宅の場合
基本は土地も自分で見つけて購入します。「通勤に時間をかけたくないから会社に近いところがいい」「車がないから駅から近いところで」「家族との時間を大切にしたいから自然の温かみを感じられるところ」など、自分のライフスタイルに合わせて探すことができます。
間取りについて
・建売住宅の場合
間取りは住宅会社が決めた内容で建てられるため、自由度はありません。そのかわり、既に完成している建物と間取り図が事前に確認できるので、納得のいくまでじっくりと目を通し、人の出入りや家事の導線確保などしっかりシミュレーションを行いましょう。
・注文住宅の場合
間取りについても自分たちで決めていきます。ライフスタイルやお好みに合わせて、建築会社とともに作り上げていくことになります。
設計のために何度も打ち合わせを行うため、自分の意見を言いやすいかどうかは大事なポイントになります。ぜひモデルハウスに足を運んで、実際に担当者と会話を重ねてみてください。
建物の設計・仕様について
・建売住宅の場合
建売住宅はお手頃価格で販売できるようにするために、徹底したコストダウンへの取り組みがなされています。
建物を建てる際の建材や、キッチン・バスなどの設備を別の建物と共通したものを使えるように設計し、一括でまとめて仕入れを行うことでコストダウンを図っているのです。間取りや設備が変えられないのはこのためです。
家としてのグレードはどうしても注文住宅より劣ってしまいますが、その分お手頃価格で住宅を購入することができるのが最大のメリットです。
・注文住宅の場合
注文住宅は、間取りも外観もオンリーワンなので、建材を別の建物と共通して使うということはありません。それぞれの建物に最適な建材を使用し、外装・内装に至るまで自分の希望に合わせたものとなるため、一括仕入れなどでのコストダウンは残念ながらできません。
建材にこだわり、建物に合わせた設計を行うからこそ耐久性に優れた家が出来上がるのです。
入居までの期間について
・建売住宅の場合
既に建物が完成しているため、実地の見学も含めた打ち合わせ回数は数回程度で済むことが多いです。契約の手続きが済めばすぐにでも住みはじめることができるのも魅力です。
・注文住宅の場合
住む場所も、建てる家もゼロベースからのスタートです。土地探しに数か月、間取りやデザインを形作るプランニングで数か月、そこから建物を作っていく工事で数か月。合計で1年ほどかかるとみておくのがよいでしょう。
資金繰りについて
・建売住宅の場合
建売住宅の場合は住宅会社の提示販売価格に対して住宅ローンを組み、月々の支払額と年数を決めていきます。支払額と期間が決まっているので、資金計画がシンプルでわかりやすいです。
・注文住宅の場合
注文住宅の場合は、土地と建物を別々に購入するため、それぞれの資金繰りを考える必要があります。また、家が建つ経過に合わせて支払いが生じるタイミングが何回かあるので、それまでに資金を準備しておかなければなりません。
いつ、どのタイミングで何の支払いが必要なのかを建築会社としっかり相談しましょう。
自分はどちらに向いているか
注文住宅と建売住宅の違いをさまざまな角度から見てきました。その特徴から、それぞれに向いているのはどちらかをまとめました。
建売住宅に向いている人
・低価格でマイホームが欲しい人
・間取りやデザイン等に細かいこだわりがない人
・意思決定や取捨選択が苦手な人
注文住宅に向いている人
・ライスフタイルにこだわりのある人
・個性を生かした家づくりがしたい人
・家づくりのプロセスを楽しめる人
ご自身の価値観はどちらに近いですか?
より近いほうで検討してみていただけるとよいと思います。
吉川住研の目指す「本物の家」
吉川住研の建てる家は、「本物の家」にこだわって作る注文住宅です。
住む人に健やかな暮らしを送っていただけるよう、家づくりで使用するものはすべて無添加の天然素材のみで仕上げています。
日本の風土に適した素材を使いながらも、どこかヨーロッパの街並みのような雰囲気のあるデザインを多く手掛けています。
これまでに吉川住研が手掛けた家の施工事例はこちらの「WORKS」ページからご覧いただけます。
https://yoshikawajuken.co.jp/works/
また、より具体的なプランのご検討のため、無料の資料集を別途ご用意しております。
施工事例の中から選りすぐりの7件が価格事例つきで掲載されています。画面で見る画像とはまた違った迫力があり、より家のイメージがつきやすいかと思います。
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